「とべ!ブータのバレエ団」 こばやしみき

「とべ!ブータのバレエ団」 こばやしみき 「とべ!ブータのバレエ団」 こばやしみき

第5回KFS創作絵本グランプリ受賞作が、 楽しい絵本になって講談社から出版されました。 ぶたの兄妹が仲よく力を合わせてバレエのレッスン、 すばらしいショーを見せたい、そのわけは…? ユーモラスなシーンの連続に、子供達はもちろん 大人も笑みがこぼれてしまうことでしょう。 ご家族で読みながら語らってほしい一冊です。 ブータたち 10ぴきの ぶたの きょうだいは おじいさんと、おばあさんと くらしています。 あるひ ぶたごやが かじに なって、 ブータたちを よそに あずける はなしが もちあがりましたが…。 発行/講談社 定価/1,470円(税込)



千葉 幹夫

(児童文学評論家・作家)

<作者のバレエ体験が
         強さを与えました>

ブタにバレエを踊らせよう、という発想がユニークでした。問題はどのようにブタにバレエを習得させるか、ダイエットはどうするかということでした。小林さんはいろいろと工夫を重ねて、この難問をクリアしました。絵本に大切なことは、絵と文の流れということも理解されたと思います。
ご自身がバレエを踊るという体験が絵本の根底にあり、それが頭の中でつくりあげただけではない、強さと楽しさを絵本に与えていると思います。多くの子どもたちに喜んでもらえることを願っています。

酒泉 亮

(KFSエグゼクティヴ・スーパーバイザー)

<何度も物語を見直した労作>
ブタがバレエを踊るという今回の絵本は、ブタがどれだけ生き生きと表現できるかが鍵でした。ストーリー上、かわいい子ブタから太ったブタ、レッスンで痩せたブタなどの描き分け、擬人化の程度まで、描き手に要求される多くの課題がありました。これらを1つ1つ手直ししながら何度も書き直していただきました。また、小林さんが最初に考えたストーリーのオチに問題があり、最終的にそのオチを取り除いた結末になってしまいましたが、絵本が不特定多数の多くの人々に読まれることを考えると、ストーリーづくりの上で注意すべきポイントとして大変勉強になりました。小林さんにとっても絵本づくりの大きな経験となり自信となったと思います。

こばやし みき

(KFS在籍生)

<子どもたちが
      笑顔で喜んでくれたら>

今回の絵本制作では、文章の表現、絵の構図、色の使い方など先生方に多くのアドバイスをいただき、とても勉強になりました。特に文章は声に出して読み、何度も書き直しました。シンプルな言葉で書く絵本には、子どもたちが夢の中へ入る大きな力があります。10匹のブタたちが、ドタバタと大騒ぎする物語に、子どもたちが笑顔で喜んでくれたらうれしいです。