「でこぼこイレブン チームでいこうよ!」 白崎 裕人

「でこぼこイレブン チームでいこうよ!」 白崎 裕人 「でこぼこイレブン チームでいこうよ!」 白崎 裕人

第6回KFS創作絵本グランプリ受賞作が、 元気な絵本になって講談社から出版されました。 サッカー好きな女の子チコが集めた、ユニークな仲間は 体の大きさも得意ワザもさまざまな動物たち。 適材適所のチームワークで強敵に挑むチコたちは、 どんな時でも夢をあきらめず、前へ前へと進んでいきます。 でこぼこイレブンを応援しながら、 ご家族皆さまでお読みいただきたい一冊です。 チコは サッカーが だいすきな おんなのこ。 でも まちいちばんの サッカーチーム チャンピオンズに いれてもらえませんでした。 チコは、じぶんで チームをつくることを おもいつきましたが…。 発行/講談社 定価/1,575円(税込)



千葉 幹夫

(児童文学評論家・作家)

<サッカー好きの女の子の
      心の微妙なゆれも表現>

集団スポーツを絵本にすることはとても難しいのです。たった1試合を描写しようとしても、画面数が不足しがちだからです。白崎さんはその難しさを「新しいチームをつくりあげること」と「勝負をすること」にしぼって物語をつくりあげました。おかげで絵本らしい起伏に富んだストーリーの中にサッカー好きの女の子の心の微妙なゆれまで表現できたと思います。サッカー好きだけでなく、多くの子どもたちに喜んでほしいと願っています。

酒泉 亮

(KFSエグゼクティヴ・スーパーバイザー)

<サッカーのおもしろさ・スピード
     感を表現する努力の成果>

サッカーに興味のない仲間を集めて、強豪チームに勝つというストーリーは、画面展開の上でもサッカーのおもしろさや試合のスピード感を、いかに表現できるかという大きな課題がありました。
これは、キャラクターのポーズだけでなく、大胆な視点やマンガ表現に使われる流線や記号をとり入れてカバーできました。また静と動のリズムの効果的な配置を工夫したことによって、ストーリー全体のテンポもスピード感のある流れが出ました。描く労をいとわない白崎さんの努力の成果です。

白崎 裕人

(KFS在籍生)

<絵本づくりを経験して>
はじめての絵本づくりの経験は、完成までの段取りがわからず不安の連続でした。
特に、ストーリー固めと画面ごとのラフ制作にだいぶ時間を費やしたため、なかなか原画の制作に移れず、10月ごろは出版に間に合うのか焦りを感じていました。
それでも、今回の経験で1冊の絵本をつくる過程を学ぶことができ大変勉強になりました。
そして、お力添えいただいた多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。