「ほしをさがしに」しもかわら ゆみ
「でこぼこイレブン チームでいこうよ!」 白崎 裕人

第6回KFS創作絵本グランプリ受賞作が、 元気な絵本になって講談社から出版されました。 サッカー好きな女の子チコが集めた、ユニークな仲間は 体の大きさも得意ワザもさまざまな動物たち。 適材適所のチームワークで強敵に挑むチコたちは、 どんな時でも夢をあきらめず、前へ前へと進んでいきます。 でこぼこイレブンを応援しながら、 ご家族皆さまでお読みいただきたい一冊です。 チコは サッカーが だいすきな おんなのこ。 でも まちいちばんの サッカーチーム チャンピオンズに いれてもらえませんでした。 チコは、じぶんで チームをつくることを おもいつきましたが…。 発行/講談社 定価/1,575円(税込)



千葉 幹夫

(児童文学評論家・作家)

<絵本表現に必要な二つを成し遂げた>
緻密な動物画ですでに定評があるしもかわらさんが物語絵本に挑戦したことは、とても意味があったと思います。いい絵を描く人が必ずしもいい絵本作家となるわけではないからです。動物を主人公にした絵本にはしっかりしたストーリイと、動物を細密に描く以上に、表情の表現を求められるからです。しもかわらさんはこの二つを成し遂げました。斬新な心温まる絵本として、多くの方面から迎えられることを期待しています。

酒泉 亮

(KFSエグゼクティヴ・スーパーバイザー)

<リアルな中に生命力を>
動物をリアルに再現するしもかわらさんの絵は、本人の動物に対するこだわりが強く感じられる素晴らしい絵です。一枚の絵としての完成度が高いゆえに、登場する動物たちがストーリーの中で生き生きと行動している様を、どれだけ出せるかが鍵でした。制作開始から猛暑日の続くシーズンを2回くぐり抜け、例年よりも長いおよそ1年半という時間をかけて創られました。しもかわらさんのねばりと熱意、スタッフの努力の成果です。皆さんもぜひ手にとって絵本を楽しんでください。

しもかわら ゆみ

(KFS在籍生)

<受賞後、ゼロからのスタートで>
わたしの場合「テーマも結末も変える」という、ほぼゼロからのスタートでした。イメージ等はそのままに、別のオチを捻り出さねば…でも何も出てこない!! 鬱々と過ごした日々を振り返ると今の状況がまだ嘘のようです。確かなのは、一人では何も形にならなかったということ。先生方、KFSの担当者さん、心配してくれた沢山の方々。めぐり合えた全てに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。