KFS創作絵本グランプリ
KFS創作絵本グランプリ
 
あらすじ

ある、風の吹きぬける場所でのお話。長老ザルが友達を集めて言った。「あの山の向こうにいつも何かを食っている奴がいる。きっと何でも食っちまうに違いない」と。
「何でも!?」皆は驚き、想像する。
ゾウ 「鼻を食べられたらブタになっちゃう」
リス 「しっぽを食べられたらモルモットだ」
トラ 「模様を食べられたらネコになっちゃう」
ライオン 「たてがみを食われたらメスになっちゃう」
クジャク 「飾り羽を食べられたらハトになる」
サイ 「鎧を食べられたら風邪ひいちゃう」
そのとき、強い風が吹き、皆の“想像”が飛ばされてしまう。
あれを食われたらそのとおりになっちまうかもしれないと、長老は叫び、皆はあわてて追いかけるが、見失う。ふと目の前には、ウシの群れが口を動かしている。「食われちまったんだ」と皆は思い、それぞれが想像していた場所を確認すると…もとのまま。ホッとして皆で笑う。“想像”は、遠くの木の上で揺れている。
話はたいへんおもしろく難しいテーマに挑戦している気概は良いのですが、少し不完全燃焼を起こしています。想像という言葉の概念をわかりやすく説明できたら、今までにない絵本ができるでしょう。動物が変身するアイディアはもっと意外性がないと、このストーリーがつまらなくなってしまいます。さらなる研究で読者を楽しませる絵本を!

昨年の夏、ドライブ中に風吹く野原を見ていて生まれたお話です。 実は私、風が苦手です。でも、今回の受賞で、少し変わるかもしれません。これからも、動物や自然の楽しさを伝えられるような絵本を描き続けます。ありがとうございました。
 
     

 

▲このページのトップへ