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小さなランプ灯(とう)が照らす森の中、生まれつきうまく飛べないこどもの鳥のチクは
ロープから足を踏み外し、地面に落ちて死んでしまいます。
透きとおったチクの魂が、ランプ灯の中に吸い込まれると、そこには見たことのない世界が広がっています。
そこにいた羽をつけたワニからチクが死んだことを教えてもらいます。
チクが生き返ってお母さんや仲間たちに会うには、これから起こる山火事から、
森の生き物の命を救うこと。とうとう火事がおこり、チクは雨雲様、
風様に火を広げないように頼みますが、二人とも聞き入れてくれません。
ついにチクは自らの姿を雨雲に変え、森に雨を降らせ皆の命を救います。
それから月日が経ち…、再びお母さんの子として生まれ変わったチクは、
小さなランプ灯が照らす森の中で幸せに暮らしました。 |
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今回の作品は死をテーマに、親と子の愛情のお話をつくってみましたが、受賞のお知らせをいただき、松本猛先生に評価していただけたことがなによりうれしく、これを励みにずっとがんばり続けていこうと思います。本当にありがとうございました。 |
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松本 猛
安曇野ちひろ美術館館長 |
| 前回のスタイルから前に出る |

最初のランプ灯の場面の美しさが印象に残りました。ここではコラージュを使い、線画を貼って制作していますが、全体のベースと貼り込みとの関係がうまくできています。この感じでもっと展開させると良かったかと思いました。
松本さんは、前回では優秀賞でしたから、続けての受賞はどうかと悩みましたが、前回のスタイルから少し前に出ようと努力されています。その努力と、これからもう少しがんばってほしいという思いを込めて、賞に推しました。 |
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