松本猛賞
松本猛賞作品

あらすじ
雪だるまのだるるんは雪の妖精、北風に乗って冬の女王とともにやってきます。だるるんの体は煙のように透けていて森の動物たちには見えません。だるるんは見えないことをいいことに森の仲間たちにいたずらをします。ところがある日だるるんがくしゃみをした拍子に、木々に積もった雪が落ちてきてだるるんの姿が見えるようになってしまいます。いたずらをしたことをあやまるだるるん。新しい友達ができたと喜ぶくま太郎以下森の仲間たち。それから楽しく遊ぶだるるんでしたが、春の訪れとともにおうちに帰らなければなりません。自分そっくりの雪だるまに帽子とマフラーをかぶせ雪の中へ消えてきました。

松本猛賞受賞者
私はデコラティブペインティングをしているので、普段は日常生活に使う素材に絵を描きます。
くまタウンという自分のライフワークの作品の中の一ストーリーを絵本にしました。
今回の受賞を励みにさらにがんばりたいと思います。ありがとうございました。

選評
松本 猛
ちひろ美術館常任顧問

半透明の質感表現がみごと
冬の妖精の話で半透明の妖精が描かれた最初の画面がいいと思いました。2画面目では、妖精が少なくとも半分は透きとおっていてほしかった。
しかし映画のカットバックの手法を絵でしようとした試みが良かった。話としては、エンディングの描き方は工夫の余地がありますが、きれいにまとまっています。もう少し手を加えていけば可能性のある作品です。
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